ドンドンドンッ♪




店内の賑やかすぎるドンキテーマ曲☆
ごじゃごじゃ積み上げ陳列☆あふれる商品☆


早々とブラ買いあさる黒服兄さん☆

入口に警備員さん☆

夕方には入口横にホスト・キャッチ群ないつもの光景☆

前にam4:00に入ったら小学生とおばあちゃんとキャバじょと黒服が入り乱れててウケた☆



カブキ文化(^3^)★☆★☆

東京に来たらいくべしぃ☆★

「キメながら伊豆でも小旅行したいね」

彼と私が出会った当初、キメセフレ状態の時、ラブホの露天風呂で彼が言った言葉☆



この人と旅行なんてすごく楽しそうだなぁと期待しつつ、

どんな女にでも旅行だの言ってるんだろうから期待しちゃダメ、


私みたいなガキは数回遊んでポイ捨てだろうし、その場の流れで冗談まじりで言っているんだと聞き流してたのでした。

薬抜きでも会ったり、関係が続いて旅行が実現したのでかなり嬉しぃ♪






当日。

彼はやっぱりいつも通りスーツ。

黒のスーツに黒のシャツで娯楽旅行というよりも偵察旅行のよう。

新幹線で駅弁なんて突きつつ気がつけばあっという間の伊豆高原。




緑に囲まれ、人ゴミも連なる看板もなく、自然と開けた真っ青な空に目がゆく。

海が近いためか風が強く寒い。いつもの新宿から離れ、見慣れない風景が視界に広がるだけで晴々しい解放された気分♪


彼が駅のトイレで薬をオブラードに包んできてくれた。

歩きながら、ペットボトルのお茶で流し込む。

平日のおてんと様の下でドラッグイン！




桜の下、長くゆるやかな坂をのぼり、

アスファルトでできた階段を上がったり下がったり。

息があがり、血が巡る。

宿近く唯一のコンビニに着いた時には手足にふわふわとした浮遊感。

お酒で言うほろ酔い感覚。

なんとなく目も冴えた感覚になり、

顔を見合わせて「キたね」と笑った。

薬がお腹にきてトイレを借りた。







ホテルはコレ→http://www.andativa.jp/index.html

ラブホの新宿、錦糸町のバリアン、池袋プティバリの系列のもので、バリリゾート風の宿。

洋室のロフト＆テラス付き。素敵。


伊豆の夜空の下の貸切露天風呂は最高だった。

バレンタインにちなんで私から彼へのサプライズ。チョコスクラブでマッサージ。

写メで裸体を撮ったりおふざけ。


オセロ、ビリヤード、ダーツ、卓球、パターゴルフ、ワニワニパニックぅ。

バッキバキになりながら、

視界とか手元とかわけわからなくなりながら楽しんだ。

普段興味関心ないものでもキマると夢中に☆


私の場合、キメるとちょーーーー運動神経が研ぎ澄まされる。

家族がスポーツ一家だからか血は争えないというか、

パターゴルフで一発で穴に入ったり＆

ダーツ３本とも真ん中に的中。。

ドラッグすごーーぃ！




↑
見ながら何これ、これ見てっっとか言いながら

キマってるから笑ぃが止まらなくて大爆笑で、

呼吸困難気味に笑々☆

更に血が巡ってキマりまくり（＾ｏ＾）ｐａｋｉｐａｋｉ








時間がありすぎて暇すぎて、もう一つの貸し切り半露天風呂へ。

大根風呂。

たくわんくさく、

匂いに敏感なキメ状態の人間には異臭液に浸かってる気分でしかない。

隣のカップル達がヨイカンジ～と言ってるのが聞こえる中、

「ヤバくない？」

と、本気で気持ち悪くなり、

ものの５分で出てきちゃった。




まったりＤＶＤを観たり。

サプライズ２！

グラスにバニラアイスを盛り、ゴディバリキュールを注ぎ、

即席でハートクッキーにホワイトチョコでメッセージを書きくまチョコと一緒に飾りつけてプレゼントしたり。






メチロンがキマりにキマった時の多幸と自分を見失う感じがなぃ。


感覚が分からなくなったり、

テレビのワンシーンを見て急に不安に感情的になったり、

落ち着きがなく何かしたくてたまらなくなったりはない。


ほぼほろ酔い気分の低飛行がゆっくり持続するのみで、安全範囲で終わった。



物足りなさを感じつつも、

前回酷い目にあって懲りているためこれで丁度良いんだと言いきかせましたぁ。





眠剤を入れた彼はすぐに熟睡。



私といえばキメた時の効果はたいしたことないのに、見事な不眠に陥る。

気がつけば２時間も布団の中で目をぱちくりさせてました。



冷蔵庫の音が耳につき天井の高さがやけに気になりはじめる。。


時計を見るたびに１０分、２０分しか経っていなく体はだるいのに頭が冴えて眠りにつけなぃ。



でも今回は流血事件時と違い恐怖感や不安はみじんもなく、

寝れない事に困るだけでよかった。




朝の伊豆は眩しぃ☆

海に反射した太陽の光がキラキラしてた。

朝食のバイキングでフルーツを食べビタミン摂取。




リフレッシュの旅行のはずが、不眠と旅の疲れと薬の後遺症で体はぐったりなのでした。



新幹線に乗れば東京なんてすぐ。

まだ終わってほしくない、仕事も客もお金の事もこれからの事も、

彼の事以外は全部忘れてしまいたーぃ。


そんなことを考えつつ、

ほわほわ・ぼわぼわと眠気なのか薬が残ってるのかよくわからない感覚を味わっていたら

いつの間にか寝ていて

気がついたら東京駅なのでした★




おしまい

おどりこ♪イクラ＆蟹飯♪伊豆高原への山手線車内ってば吊り革がない♪伊豆高原は桜の蕾がひらいてる♪

駅についてさっそくごっくんしました。山道がキツくて血がめぐりすぐ効いてきました。


ＯＤせず生きて帰ってきます☆

結構あります。

でも笑顔です。お仕事ですし、サービスですからね☆

怒るくらいなら、怒って気疲れして嫌な雰囲気になるくらいなら、
二度と来ないようにつまらない平凡な接客をするのみです☆



数ある中でもとびきりをセレクトしてみました!





私「シャワー入りましょ♪」
客「他にすることあんの？」
(・ω・)/ｱｲﾔｰ


「風俗の仕事して、ヤリマンだよね。ヤリマンですって言ってみ？」
(・ω・)ｸﾞｯﾊﾞｲ!

「本番ダメなら顔射して良い？」
(・ω・)/ｵﾌﾟ5000円払いま賞!

「おまんここっち向けてちんことおまんこを」
(・ω・)/卑猥すぎで賞!


「俺はお子ちゃまが嫌いなの。セックスできないなら、もう来ないよ」
(・ω・)ＮＧ賞!


「俺はここに来ればいいの？俺は、君のなんなの？」
(・ω・)/太客で賞!


「俺のこと好きだよって言って」
ヽ(^o^)/オテアゲで賞!





友人にも礼儀を、風俗嬢にも最低限の礼儀を忘れずに!

あなたの気持ちよさのためにも☆


素敵な風俗ライフをお楽しみください☆

１５日の伊豆旅行まで彼と会わない三日間。
本日悲しきハッピーバレンタイン出勤。

客数少ないだろうけど、それ以上に女の子も少ないしそれなりに稼げそうな予感。クリスマスもイヴも正月と同じく。

出勤したら、女の子４人だけというありえなさ☆
トイレに行ったら生理が来て滞在時間３０分もせず帰宅な私のありえなさ☆


引き当てたかのようなタイミング。明日が相当楽しみで大興奮なご様子ですぞ私は。

そういえば生理中って効きにくいらしい。
新物質初投与ケミカル小旅行。どうなることやら(/-＼)はらはら



悲しい私は西武、三越、ソニプラのバレンタインコーナーをウィンドショッピングしてました。さすが人でごった返してた。皆様素敵なバレンタインを。




画像は明日持っていくもの♪
グラス、
ハートクッキーとくま型チョコ、
GODIVAのリキュール、
QUEEN ALICEのチェリーブランデートリュフ、
チョコの香りのボディースクラブ。


チョコづくし尽くし。

１６時から深夜１時まで７客。
６０分�本と８０分�本と４５�本。


ちゃりぃぃー(=_=)ーん☆

眠い時疲れた時のぼーとした頭空っぽの放心状態ってちょっぴりきもちいかもぉ。



祝日最終日、今日は嬉しい怒涛の客ラッシュでした。
待合室戻ったら部屋番号渡され化粧なおして１０分もたたないうちに次の客へ(ノ_=)ノ次の客へ(ノ_=)ノ
待合室に戻る意味がわからないくらい。

気がつけば深夜１時すぎ。送迎で帰宅が２時。

待ち時間に返すはずの彼と友達からのメールの返信は明日にもちこし。

妙に疲れたと思い気やアクエリアスとチロルチョコのきなこもち１個しか食べてなかった。
栄養摂取は大切に!

鏡を見たら、こんな女をわざわざ指名してくるね!
くらい疲れた顔してた(=_=)

短時間で稼げるっていうけど、お金ってそれなりだなと思ってしまいます。


２月は１０月並に客が減る時期だし、今日仕事があったことに感謝しておこう☆



お風呂入って汗流して、サプリ採って、パックして、音楽聴きながらストレッチしてたっぷり寝る!

どんなことがあっても、どんなに疲れていても、
明日には元気な愛奈に戻らないといけません☆

手元には白い粉が入った透明な小袋１０枚と、北海道銘菓の白い恋人。






ブツがようやく手元に来ました。
結局郵便じゃなくて手渡し。
売人のおっちゃんが故郷の北海道から戻ってきた帰りに彼と合流。予定日より遅くなったおわびに白い恋人を買ってきてくださったわけです。
ちなみにもちろん合法ものだけど、都内だと職務質問の可能性は高いし面倒は避け、一応都外での受け渡し。やっぱり彼は捕まった苦い経験があるから、慎重になるみたいです。職質をされるのが嫌だから、休日の日もスーツ着用なんですよ。こんな変装・装備効果のあるものは素晴らしいと。彼らしい神経質さが可笑しい。


彼が戻ってきたのは０時過ぎ。早速試したいところだけど、彼が明日仕事なのでお楽しみは１５日までおあずけになりました。
とは言っても気になります。封を切ると芳香もするし舐めてみればかなりの苦さ。信頼できるおっちゃんのとこからのものだし、パチもの糞粉ではないでしょう。
それだけで判断なんか不可能だけど、片栗粉も風邪薬になるように、自分を洗脳しておくことは大切かなと。規制されたメチロン以上はもうないと言われてるから、あとは気分とセッティングでカバーするしかないですよん。

パキパキアゲアゲパッキパキになぁる。なぁる、と。


さて、本日宿も予約したことだし、高セッティング完了!

体調万全に楽しみたいので、アミノ酸採って良く寝てサウナに行かないとね。


値は張るし、健康はある程度確実に損なうし、場所を選ぶし、時間もたくさん取るし、まったく贅沢な遊びだと思います。

チョコ１５個買ってきました♪♪↓↓




三越と東武をいったりきたり、おもしろくていつのまにか２時間歩きまわってヘトヘト。
親と客とおばに☆

客になんかあげるの?!て過剰なサービスと思われそうですが、



一箱で次の指名とお金に繋がるなら、苦労ない期待できる投資♪


週１以上来てくれてる人もいるし、プレゼントをくださる方もいるし、



嘘偽りない感謝を込めてバレンタインです。



彼にあげるのはまだ買ってません(^ε^)♪



気持ちに余裕もってゆっくり買いに行くつもり。



バレンタインの日はお互い仕事だけど、１５、１６日は伊豆旅行に行くから旅館であげるんだぁ☆

前歯がおもいっきり溶けて欠けてるお客さんがいました。



２５歳くらいのクラブ好きそうなおにいさん。




なかなか気さくに色々なことをお話してくれ、



シンナー前歯と見抜いた私は気になりすぎて、



帰り際に「ねェ！」



と冗談っぽく両手で頬を包みこみ、キスするように顔を近づけました。



顔を覗きこんで、「どうしたの？ケンカ？お薬？？」



とおにいさんの唇をアヒルみたくうにっ。



すんごいびっくりしたように目を見開いてから、



口元を隠して、照れ笑い。



「嫌なら話してくれなくてもいいよ」



と言うと、気を許してくれたのか、



真面目そうな君には怖い話かもしれないけど。。と、



昔はシンナーとシャブに落ちてたけど周りが必死になって止めてくれて



今は更正して会社を友達と立ち上げてるお話をしてくれました。




薬の恐怖と、涙ものの生の良いお話が聞けました。


中毒に関してなんだかつい意見したかったけど、もちろん我慢(o・ω・o)





興味本位で聞いてごめん。ありがとう！感動した！





お幸せにね☆

メチロン２月３日をもって規制されてしまいました。



見事にもうメチしてません。えらい子でしょお。




規制が早まった時、無くなったらどうしたらいいのと



娯楽が奪われるようで焦ったけど、



イタチごっこ、脱法ものの新物質b…もとっくに出てるし、メチは過去に葬り笑顔でさようならです。





私がキメる時は彼の前で彼としかやりません（サルビアは別！）。



彼に仕入も管理も任せてて、彼は今まで草で過去に捕まった事があるため



自分の社会的な立場も責任もあるので、違法ものには手を頑なに出しません。



友人が悪いお兄さんばかりなので、×とか原価の５００円で買えるのに、



手を出さないから、理性あるでしょ。笑。



もし私が彼以外の人としてるなら、メチ規制前に１０ｇバカ買いしただろうし、



まっさきに違法ものに手を出して、もしかしたらバカな私はどっかでとっ捕まってるかもしれませんね。






新商品１０パケが２日後に送られてくるらしい☆



半額でいただけるみたい☆





私は煙草もお酒もやらないし、煙草とお酒をする人より脱法ドラッグはやってないし



無くなっても禁断症状は出ません。



でも、頭の中にドラッグの事がある限り薬中って分類するべきですね。



自分がせめてボーダーラインを見失わないためにも。笑。

いつもの仕事終わりは深夜だけど、今日は特別な日なので９時にあがらせてもらった。前日２時帰宅だったし、こんなに早く終わる事なんて稀、しかも久々のメチロンなので気分
は高潮している。メチロン投入しなくてもいいんじゃないかくらいの興奮と嬉しさで足ど
りが軽い。人ごみを抜け、急いで待ち合わせ場所へ向かった。
彼と合流、北海道直送のラム肉屋へ直行。
ドラッグをするのには空腹のほうが良いに決まってるのだけど、前から約束していた店へ直行。食事をしてしまう。ラムをつつきつつ、先走った私は、ここで飲もうよと彼に言ったけれど、彼は今入れたら、前回の二の舞になるだろと顔をしかめる。確かに、以前焼肉屋の席で注文前にメチった時は、肉を焼き始めながら気持ち悪くなり臭いも油っこさにも堪えきれなくなり、ほぼ全皿残し３０分もたたないうち
に会計を済ませたことがあった。今日のラム肉は上質で臭みがなくとってもおいしかったから、メチらなくて大正解。店内で酔っ払ってハイテンションな女客を見て、あの人はメチった時の私よりハイテンションだしよく喋るね、と言うと、彼はそうかなと笑った。



今日は少し高めだけど気にせずに特別室に入ることにした。素面のままチェックイン。
彼にオブラートで包んでもらい、グレープフルーツジュースで経口摂取。お風呂に入り
まったりする。

３０分くらい経ち次第にゆるゆると効いてくる。ふわふわとした感覚。軽いめまいがするような、浮遊感。いつの間にか確実に効いている。けれどそれほど認識はない。化粧ポーチを落として笑いながら写メを撮るし、マッサージチェアに寝そべる彼にまたが
りソフトクリームを顔の目の前で舐めてみせたり、映画を見ている彼の視界を遮りテレビ
画面を隠して私を見て!と叫んだり、逆夜ばいプレイするよ、即尺禁止!とかわけのわから
ない言葉をとにかく思いつくまま吐きつづけ、もう最悪下品に出来上がって本能丸出し。
落ち着きがなく、目が冴え、何をしたらいいかわからないけど、早く何かしたい気分。遊
園地に来た子どものような感じでそわそわする。外に出て散歩がてらコンビニに行きた
い。キメた状態で新鮮な感覚になれるから好き。思いたったらいてもたってもいられず出
かけようよと彼を誘うけど答はＮＯ。

ふてくされて床に座り込んで化粧ポーチを一心に整頓しはじめたり一人遊び。
することが無くなり、立ち上がって伸びをした。血液が一気に体内を巡り肌へのざわざわ
とした感覚、一気に視界が晴れる。最高潮に蘇る。そうそうこれこれ!もっともっとメチ!
とぐぐっと伸びをして苦しくなるまで息を止めて、勢いよく吐いた。


あ、きもちいぃ。




目を開けた。






見上げると佇む彼がいる。


あのまま私ってば寝ちゃってたんだ。
バスローブをはだけて床に寝そべっている自分の姿が可笑しい。このままえっち突入かなぁなんて思ったりして。


視界は澄んでクリアだ。もう戻れないような空間に閉じ込められたような。夢の中で意識を持ったような感覚。
「また来ちゃった」と不思議な気持ちになりながら体全体で空気を感じ。吐く息は深い。
笑いながら「すっっごく効いてるよ」と言うと

彼が大声で私に怒鳴った。言葉を理解できず驚きわけがわからなく、怒られていることにどうしてと凍りつき体が強張る。彼が私の体を起こし、頭を触る。何故か彼の手が赤い。赤。真っ赤。床を見るとたくさんの、血？私の血じゃーん。冷水あびせられるって感覚。どうやら伸びをした時に貧血になり頭から倒れたようだ。同じ事をして病院行きになった
ことがあるから、血の気が引いた。記憶も痛みもないし床に落ちている血が本当に自分の
ものかさえ疑ってしまうくらい。

自分の状態よりも彼への申し訳なさでいっぱいになり、ごめんねと繰り返したり病院に行
くならせーりで貧血で倒れたって言わなきゃとか、冷静なつもりだったけど今思えば軽く
パニック状態。
こんなはずじゃなかったのに、セックスして寝るつもりだったのにーー。頭から血を流す
なんて結構とんでもない事態から逃げられなくて自分の煩わしさに苛立った。
彼はいつになく冷静で、丁寧に消毒してくれて、頭を動かすなよと寝かせてくれた。数分立つごとに頭から血が出てないか確認してくれる。
痛みはない？と聞かれたものの、メチの効果で痛みも緩和されてる状態なので幸いか不幸
か頭の痛みが感じられない。メチのエロに転んだ時の全身性感帯の感覚は、エロが加わら
なければ全身麻酔のようだ。痛さがない。それが恐怖でもある。前回も同じような事をしでかした時は起きたら酷い船
酔い状態で、吐いたし、まるまる一日半悪夢をみた。だからこそ感覚が失われてるだけ
で、効果がなくなったらものすごい激痛に襲われるんじゃないかと不安になる。次の瞬間
にまた自分の意識がなくなり、大惨事をまねくかと思うと、トイレに行くのも怖く、壁づ
たいに一歩一歩意識して踏み締め歩いた。自分の体と意識が直結せず、足があり、それを
きちんと動かすようにしている感じ。もはや健常者じゃない。

足や手の血の臭いが気になるため、気分転換も兼、お風呂に入る事にした。雑誌を持って
入ったけど、モデルの笑顔も活字もぐにゃぐにゃと歪み、ピントが合ったり合わない状態
でなにがなんだか分からない。視界に酔ってきて気持ち悪くなり、のぼせて二の舞も恐
かったから、先にあがることにした。これはマジで死ぬかもなーなんて思ったから、彼に
軽くキスをして出た。
とにかく自分が自分自身の体をコントロールできてるかが不安で、今体を拭いてるよとか
無事ベッドに辿りついたよ、と自分自身確認するようにバスルームの彼に大声で伝える。

彼が戻ってこないのが不安で寂しい。早く早く。でもワガママは言っちゃいけない。自分
の頬や胸を触ると幾分か気分が紛れた。

体は追加分が効いてきたのか、触れるシーツさえ心地が良い。頭はもうへーきだからエッチしよ？血はでたけどもうへーき。だからさっきの続きをしよう、言いたくてたまらなかった。気持ちよくなって疲れて寝てしまいたかった。でも心配そうに覗き込む彼の顔を見てたらそんな事も言えなく
なり、テレビ画面を無心で眺めるしかなかった。

映画は映像を追うだけで内容はよくわからなかったけど、トマトソースの缶詰が床に勢い
よくこぼれた映像が、自分の血と重なり、とんでもなく嫌な気分になった。
いつの間かテレビではもう朝のニュース。殺人事件。しかもバラバラ。

いつもは流せるニュースも、気がかりになり、悲観的になり、被害者に感情移入し始める。次第に思考が妄想のループ。このまま死んだらこの人にものすごく悲しませる。悲しませるなんて、違うか。ただ困らせるだけかな。なんて悲しくなったりして。次々と思考が言葉が溢れそのたびに喜怒哀楽がつきまとい、落ち着きがない。

（以下、思考系ループでとんでもなくウザく更にハズかしい感じですが、混乱っぷり出てるのでそのまま載せちゃいます）

友達のＹ子の彼は暴力魔で、Ａ美の同居人は逃げて、Ｋの男は紐まがいのニートだ。
私の彼は社会的地位もあるし私が傷つく事は言わないし２度も同じ事したのに優しくしてくれてる。なのに、何もつくせず与えられるばかりで、なんてめんどくせー女だ。糞女。
私は私は私は。私がぽっくりいったらバッグの中の現金はきちんと抜いておくんだよ、なんて事を言いそうになったけど、でも言ったら本当に実行されそうだから、言えない。
このまま眠ったら朝には目を開くのかな？ま、こんな自分は世の中にいらないし、余計な消費と芥を巻きちらすし、知らないうちに人を不愉快にさせているだろうし、こんな糞風俗女が死んだところで客も辞めたとしか思わないし店員も労働の駒を無くしただけで事件への関与を恐れるだけで誰も本当に困らないから、いっかなぁ。大好きな彼が看病して私に気持ちを一心に向けてくれてる中、手を握って眠るように死んだら、最上の幸福だ。この先辛い思いをして死ぬくらいなら、やりきれない事で苦しむなら、最高に幸せな今この
時を選んで時間を止めたら、もしかしてとんでもなく幸せなんじゃないか。身勝手だけど、彼が私に優しいうちに私の事を好きで隣でいてくれるうちが人生で１番の山。

あーーーーそれにしても痛くない。少っしも痛くなーーーい。よ。変だよ変。
頭打って血出して痛くないってのは。でも大丈夫、生きているし空気も吸えている。でも。戻れるのかな？でも元に戻ったところで何が待ってる？必死になって欲しいものもないし。このまま死んだ弟のように、病床で一心の愛を受けて植物状態になったらさぞかし幸せだろうな。大体、痛いとか感覚はどこで感じてるんだ？自分は細胞の集合体で、意識はどこに在る？

人間は脳みそってゆー自己世界で生きてるのであって、人間が人間同士わかりあったり、
世界を共有できるのはとんでもない勘違いじゃないか。足りない頭でこんなことと考えてると、
自分の住んでる世界も隣にいる彼も自分自身の肉体も精神も思考も全てが曖昧で実態の見えないものに感じ、足元がぐらついた。

風俗して薬してぶっ倒れてこんなになってる自分が情けなくてあほくさすぎて泣きそうになった。



右手は自分の胸に当て、左手で彼の指を握る。
心臓の音を意識した瞬間に、体全体に走る血液の流れや妙に大きく感じ、目をつぶり息を大きく吸うと、心地よかった。きっと人は死ぬ時、最後には自分の鼓動の音を聞いて死ぬんだ。血液の流れを意識して果てるんだ。眠れない中そんなことばかり思いを巡らせてた。





朝。
無事だった。生きていた。傷が痛いだけで頭痛もなく、吐き気もしない。いつものように隣に彼がいて、彼の頭は寝癖でボサボサで、いつものようにチェックアウトの時間は過ぎていた。

いつもの朝。
悪夢を見たけど、すっかり忘れた。まったく幸せなことだ。
昨夜はあんなに恐れていたけど、頭を打ったとはいえただの切り傷だから死ぬわけがな
かったんだ。昨夜の生きるか死ぬかの追い詰められた気分をもう忘れ、けろりとした自分
が可笑しかった。

血でバリバリになった髪の毛を洗い、身支度を済ませ、外に出ると太陽の光が異様に眩し
かった。突き刺す。痛い。頭が痛い。痛みが認識できて生きていることがラッキーだよ
と彼に言うとこれ以上心配かけないで、と一言だけ言われた。


彼は仕事にでかけ、私は夕方の仕事まで時間があるから新宿を一人徘徊してた。

服を見ているのものの面倒になって、歩くのも面倒になって、雑踏から逃げるようにカフェに入った。
けだるさは抜けなくて頼んだカフェラテを少し飲み、あとは水を飲んでいた。隣に座った女の香水が鼻について、気持ち悪くなり、口の中の甘ったるいカフェオレも不快に思えてくる。なんだか仕事も自分も面倒だ。つきまとう全てが嫌になってくる。逃げるように、店を後にした。





非日常の鮮明な空間を置いて、いつもの日常が始まる。


気がつけば頭の傷の痛みを感じられている。
しかし後悔した先から、薬がまだ抜けていない気だるいまま、
私はすでに次に彼とキメられる日の事を考えていた。
体に蘇ってきた薬の心地よさを目を閉じて味わった。







眩しい。

６９する時、体制変えようとしたらお客の頭膝蹴りしちゃいましたがな。



あちゃー



ゆるして(・ω・)/




６９と言えば、宮崎から出張のリーマンさんが



「ろくじゅうきゅ、しよう」



と言い放った時にはあちゃーーでした。



訂正してあげて、一時の恥にしてあげればよかったですね。




ゆるして(・ω・)/